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もみ殻を原料とした炭素系材料の二次電池・キャパシタ電極への応用(2016/6/1 福岡工業大学)

2016/06/10

【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ(日本語科目)

■講 師: 熊谷 誠治 准教授
■ご所属: 秋田大学 大学院理工学研究科 数理・電気電子情報学専攻 電気電子工学コース

■演 題: もみ殻を原料とした炭素系材料の二次電池・キャパシタ電極への応用

■日 時: 平成 28 年 6 月 1 日(水)15:00~16:30
■場 所: 福岡工業大学 A棟6階 電気工学専攻大学院ゼミ室

■主 催: 福岡工業大学

■概要
 二次電池やキャパシタは,電気自動車や携帯端末の電源として重要な役割を果たしています。その中でも,リチウムイオン電池の負極や電気二重層キャパシタおよびリチウムイオンキャパシタの正負極などに炭素系材料が多く利用されており,優れた炭素系材料の開発は,それら蓄電デバイスの性能および信頼性を大きく改善できます。本講義では,上記蓄電デバイスの動作原理および炭素系材料の役割を解説するとともに,もみ殻を原料に製造した炭素系材料の二次電池・キャパシタ用電極材料としての可能性について説明します。

【学生の関わり様】
 学生は、「もみ殻」に大変興味を持っていたようで、もみ殻から作製された炭素材料と市販の炭素材料の比較についての質問や、電気二重層キャパシタの基本的原理に関する質問等があった。また、もみ殻のプラズマ処理についても講師の先生から紹介があり、プラズマ関連の研究室からいくつか質問があった。修士の学生ほぼ全員から質問があり、講師の先生も熱心に答える姿があった。
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