文部科学省大学間連携共同教育推進事業「未来像を自ら描く電気エネルギー分野における実践的人材の育成」

【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ（日本語科目）

■講　師：　高橋 良和　氏
■ご所属：　富士電機株式会社

■演　題：　パワーエレクトロニクスを支える最新パワー半導体モジュール技術

■日　時：　平成 28年 9月 2日（金）15：30～17：00
■場　所：　九州工業大学　百周年中村記念館　多目的ホール

■主　催：　国立大学法人 九州工業大学大学院 工学研究院
■共　催：　九州パワーアカデミー

■概　要
　パワーデバイスは、産業分野、自動車分野、鉄道分野などの社会インフラを支える電力変換装置にとって必要不可欠なキーコンポーネントであり、近年の省エネルギー、クリーンエネルギー分野の拡大により、その果たす役割は益々重要になっている。
また、最近ではＳｉ－ＩＧＢＴに代わる低オン抵抗、低損失、高周波、高温動作可能なＳｉＣデバイスの研究・開発も鋭意行われており、これらのデバイスの適用がパワーエレクトロニクス応用装置のさらなる小型化・高性能化を実現するものとして大きくクローズアップされている。
　今回の講義では、パワーエレクトロニクスを支える最新パワー半導体モジュールの動向と技術および将来展望を述べる。

【学生の関わり様】
　質疑応答で学生からたくさんの質問があり、詳しく回答された。企業に入ってから活躍するために重要なキーワードも紹介された。講義中では、持参頂いた実物のパワーモジュールを見せながら詳細に説明頂き、講義後には興味ある学生が直接手に取って、講師から直に説明頂いた。