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電力用真空遮断器の高性能化に向けた研究動向 [6月13日(水)九州工業大学]

2018/06/14

【科目種別】電気エネルギー工学特論Ⅰ(日本語科目)

■講師:中野 裕介 博士
(ご所属)九州工業大学大学院工学研究院電気電子工学系電気エネルギー部門

■演題:電力用真空遮断器の高性能化に向けた研究動向

■日時:平成30年6月13日(水)16:20 〜 17:50

■場所:九州工業大学(C-2A教室)

遠隔講義開催場所
九州大学:(未定)
熊本大学:(未定)
福岡大学:4号館3Fマルチメディア室
福岡工業大学:図書館3F グループ学習室03

■主催:国立大学法人 九州工業大学 大学院 工学研究院
■協賛:大学間連携共同教育プログラム

■申込/お問合せ:九州工業大学 担当:小迫
E-mail:renkei_kit[at]ele.kyutech.ac.jp

■概要:今日の高機能化した産業社会において,電気エネルギーの果たす役割は大きい.安定した電力供給のために,発電機,変圧器,開閉器などの電力機器は高電圧化,大容量化,高信頼度化がなされてきた.電力の送配電を制御,機器の保護などの役割を担う遮断器の一つに真空遮断器(Vacuum circuit breaker: VCB)がある.VCBは,保守が容易,多数回遮断が可能などの特長から,中電圧領域(12~84 kV)を中心に広く電力系統で用いられている.高電圧領域(84 kV~)では,排出規制対象ガスであるSF6ガスを用いた遮断器が主に用いられており,VCBの高電圧化が期待される.
 本講義では,VCBの高電圧化・高性能化に向けた取り組みをドイツでの海外研究経験を交えて紹介する.

■学生の関わり様
真空遮断器における電力系統の中での役割,研究開発経緯,最新研究動向をわかりやすく紹介頂いた。また,講師のドイツ留学の経験も紹介頂いた。学生からは、構造や現象,開発動向や課題等に関する多くの質問があり,講師は分かりやすく丁寧に返答されていた。
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