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ソーラーシェアリング農業、LED利用植物工場による次世代の農業システム  [12月15日(金)福岡工業大学]

2023/12/18

【科目種別】電気エネルギーシステム工学特論Ⅰ(日本語科目)

■講師:霧村 雅昭 先生
(ご所属)宮崎大学 農学部 植物生産環境科学科 助教

■演題:ソーラーシェアリング農業、LED利用植物工場による次世代の農業システム

■日時:令和5年12月15日(金)14:40 〜 16:10

■場所:A棟A32教室(対面とZoomのハイブリッド講義)

■主催:福岡工業大学大学院

■共催:大学間連携共同教育プログラム

■申込/お問合せ:福岡工業大学大学院事務室
電話:092-606-6996 E-mail:master@fit.ac.jp

■概要:日本はエネルギーと食料の自給率が低く、農業においては後継者不足や耕作放棄地の増加、燃料費の高騰など、多くの課題が山積しています。私たちはこれらの問題を解決するために、環境保全、持続的経済発展、エネルギー安全保障の3つの要素(3E)を同時に実現する持続可能な農業システムの構築に取り組んできました。具体的には、工学分野との融合による農業の高度化を目指し、太陽光発電と食料生産を同時に行う「ソーラーシェアリング農業(営農型太陽光発電)」および環境制御による高生産性を実現する「LED利用植物工場(人工光型植物工場)」に取り組んできました。本講演では、これらの取り組みについて紹介させて頂きます。

■学生の関わり様
はじめに、農業について丁寧に話をしていただき、霧村先生のご専門である施設園芸学について学んだ。講義の中では学生へクイズ形式で質問する場面もあり、参加学生へ手を挙げさせるなどして、学生と講師間での双方向のやりとりが見られた。学生からの質問では、光の波長により葉の形を変える内容に関して、福岡県産品の「あまおう」を植物工場で作れないか?や、青色波長のメリット、世界でのスマート農業大国はどこか?、植物工場の面積を大きくした時の環境制御性能に関する質問があった。
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