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「高度技術人材育成教育と課題解決型工学プログラムPBL」および「PBLワークショップ」(2013/3/27,28 福岡工業大学)

2013/03/29

■日時: 2013年3月27日(水)、28日(木)
■場所: 福岡工業大学 α棟4階 多目的ホール

【概要】
3月27日に「高度技術人材育成教育と問題解決型工学プログラムPBL」と題したシンポジウムを、また28日には大学院学生のための「PBLワークショップ」を各方面の協力で開催することが出来た。そのことで、これらに続くスタンフォード大学のグローバルPBLへの大学院生派遣を進める体制づくりが出来た。27日のシンポジウムには、学生、教職員、企業関係者あわせて28名の参加があり、参加者は期待より少なかったものの、PBLの意義について活発な議論がなされた。このような企画の積み重ねで、日本企業のグローバルPBL(参加)についての理解が進むことを期待している。

【学生の関わり様】
スタンフォード大学 Larry Leifer 教授による大学院生のためのPBLワークショップの開催により、参加学生は講義と演習でグローバルPBLの一端に触れることが出来た。また授業中は、Leifer 教授と大学院学生間で直接対話を行うことが出来た。ワークショップには、九州大学、福岡大学、熊本大学、福岡工業大学の大学院学生14名が参加した。参加報告書を提出させたが、いずれの学生も、Leifer 教授による演習は非常に新鮮なものであり、課題解決のプロセスや、他者との議論と協働のあり方を学ぶことが出来て、大変有益であったと述べている。

3月27日(水)PBLシンポジウム
・【基調講演】ラリー・ライファー氏 (スタンフォード大学 設計工学センター)
   「混沌とのダンス~21世紀のプロダクト・ベース・ラーニング~」

・廣重 法道 氏 (九州大学大学院システム情報科学府 情報知能工学専攻 社会情報システム工学コース(略称QITOコース))
   「九州大学QITOコースにおける実践的PBLへの取組みと成果」

・谷川 徹 氏 (QREC、九州大学)
   「人材育成教育 九州大学のQREC」 

・丸山 博 氏 (株式会社キューヘン、九州パワーアカデミー)
   「電力技術における最近の課題~分散型電力設備技術の開発~」

・馬場 伸一 氏 (QUEST、九州組込みソフトウェアコンソーシアム)
   「QUESTの技術教育への取組みご紹介及び、昨今のIT&ET市場の状況と課題」

3月28日(木)PBLワークショップ
・ライファー教授による大学院学生のためのPBL講義
・ライファー教授による大学院学生のためのPBL演習
27日のスタンフォード大学ライファー教授の講演

27日のスタンフォード大学ライファー教授の講演

28日PBLワークショップでのプレゼンテーションに向けての打合わせ風景

28日PBLワークショップでのプレゼンテーションに向けての打合わせ風景

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