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インドネシアの電力事情と原子力発電構想 (2013/7/11 福岡大学)

2013/07/12

■講師:Dr.Salim Mustofa (サリム・ムストファ、国名:インドネシア)
    Head of Nuclear Characterization and Analysis Division
    インドネシア核エネルギー省原子力材料産業技術センター(PTBIN)核分析室長

■日時:2013年7月11日(木) 16:30~
■場所:福岡大学 工学部 11号館 1111教室
■主催:福岡大学 大学院工学研究科 

【概要】
経済発展の著しいインドネシア共和国では、首都ジャカルタを中心に、 交通渋滞と電力需給が近年問題となっている。インドネシア共和国は、天然ガスや石炭などの地下資源には恵まれているが電力、交通などのインフラに関しては、国の成長においついていないのが現状である。本講演では、インドネシア共和国の電力事情と原子力発電構想について、英語で分かりやすく解説した。

【学生の関わり様】
日本と同様、地震多発国であるインドネシアの原子力政策に関心を持っていた。東日本大震災以来、日本の原発政策は世界の注目を集めており、日本の今後の動向・政策が他国のエネルギー政策をも左右するというサリム氏の興味深い話に学生たちは真剣に聞き入っていた。質疑では、「人口とともに急成長するインドネシアの電力需要・インフラ需要」について、また「日本が海外での入札競争で、なぜ他国に遅れをとるのか」等、活発な議論が交わされた。
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