TOPICS

「電力システムとスマートグリッド技術に関する国際シンポジウム」、「スマートグリッド研究施設等見学会」(2013/7/29-30 福岡工業大学)

2013/08/21

2013年7月29日(月)
 
電力システムとスマートグリッド技術に関する国際シンポジウム
 @福岡工業大学 (FITホール)

 
●【基調講演】エデュアルド・コティラ・サンチェス氏 (オレゴン州立大学工学部)
      「次世代のスマートグリッドへ向けて」

●三谷 康範 氏 (九州工業大学 大学院工学研究院電気電子工学研究系)
      「電力グリッドのスマート監視・制御」

●ハッサン・ベウラニ氏 (クルディスタン大学)
      「これからのスマートグリッドの運用とその制御」 

●合田 忠弘 氏 (同志社大学大学院理工学研究科)
      「スマートグリッドとその国際標準化」

●甲斐 郁人 氏 (九州電力株式会社技術本部総合研究所)
      「九州電力の再生可能エネルギーへの取組」

2013年7月30日(火)
 
スマートグリッド研究施設等見学会
 @九州電力 他

●中央給電指令所見学
●福岡お客さまセンター福岡営業所配電自動化システム見学
●北九州市東田スマートコミュニティ見学


【概要】
自然エネルギーを含む多様な再生可能エネルギーの電力への利用を安定かつ円滑に行う技術として注目されるスマートグリッド技術に関する国際シンポジウムを米国オレゴン州立大学から Eduardo Cotilla-Sanchez助教、イランのクルディスタン大学から Hassan Bevrani 教授を招き、日本からは九州工業大学の三谷康範教授、同志社大学の合田忠弘教授、九州電力株式会社の甲斐郁人氏に参加頂き7月29日に開催した。電力エネルギーの安定供給が我々の生活を支える重要課題となり、取組の必要性が増したスマートグリッド技術に関する議論をこのシンポジウムにおいて展開した。
翌30日には見学会を開催し、九州電力中央給電指令所で需要想定に基づいた電力需要制御の現場を、北九州スマートコミュニティ創造事業ではビルエネルギーマネジメントシステムにおける蓄電池の放電計画やEVの充電システムを見学した。

【学生の関わり様】
電力グリッドシンポジウムでは、5名の講師それぞれの専門領域から、米国電力網におけるグリッド技術、電力グリッドのスマート監視、マイクログリッド技術の今後、グリッド技術の国際標準化、離島におけるマイクログリッドの実証試験の状況等々、電力グリッド技術に関する多方面からの講演がなされ、その技術について学生また教員や参加の社会人から種々質問が出された。参加者はいま話題となっている電力技術の現状とその動向を知ることが出来たと考える。
二日目の見学会についても参加者31名のうち、学生22名と多数の学生の参加があり、学生は、電力需給の現状、また種々の運用技術を試すスマートコミュニティ事業を見学出来たことで、電気エネルギーの重要性をあらためて認識したようである。
7月29日のシンポジウム受講風景

7月29日のシンポジウム受講風景

7月30日九州電力中央給電指令所見学での記念撮影

7月30日九州電力中央給電指令所見学での記念撮影

Page Top