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増大する電力機器ストレスと高電圧GCB・VCBの現状 (2013/11/13 九州工業大学)

2013/11/15

■講師:René Peter Paul SMEETS 教授
   (DNV KEMA R&D High-Power laboratory, Eindhoven大学, オランダ)
■日時:11月13日(水)14:40~16:10
■場所:九州工業大学 百周年中村記念館 多目的ホール
■主催:九州工業大学 大学院 工学府 電気電子工学専攻

【概要】
まずKEMAの活動について紹介頂き、続いて欧州の電力技術動向について概説して頂いた。分散電源の増加などにより、短絡容量が増加傾向にあり、それが開閉器、変圧器、断路器、ケーブル、架空線などの電力機器に及ぼす影響について、ビデオを使用して説明され、そのような状況での遮断器の重要性とUHV遮断器の最新の試験技術について説明頂いた。さらに、真空遮断器の世界の状況・経験についても紹介頂いた。

【学生の関わり様】
ビデオやアニメーションを用いた解りやすい講義で、学生も興味を持って受講していた。学生からの遮断現象や遮断器寿命に関する質問などに答えて頂き、また教員かも多くの質問があった。学生にとって、世界(特に欧州)の電力業界の技術動向を知ることができる有意義な講義であった。
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