TOPICS

真空電気絶縁と応用技術 (2013/12/5 福岡大学)

2013/12/06

■講師: 公益財団法人 応用科学研究所
    山本 修 (工学博士、研究員 :元京都大学)

■日時:2013年12月5日(木) 16:30~
■場所:福岡大学 工学部 11号館 1111教室(1階)
■主催:福岡大学 大学院工学研究科 

【概要】
電力システムでは80kV級以下の真空遮断器が、ガス遮断器とならんで使用されているが、現在、より高い電圧階級への適用を目指した研究開発が行われている。本講義では、開発の基礎技術である真空絶縁、特に絶縁スペーサがある場合の沿面放電の理論と、それに基づいた絶縁対策について述べる。

【学生の関わり様】
大気中放電の常識と全く異なる真空中の放電現象の不思議に驚いていた。熊本大学から4名、九州工業大学からも2名が参加した。学生から下記のような質問が出て,講師と学生の間で議論が行われた。
1. シミュレーションと実験結果の差異について
2. ガス絶縁に対する真空絶縁の優位性について
3. 真空であるにも関わらず、現象が複雑であることについて
4. 真空中の沿面放電現象について (他、多数の質問がありました。)
Page Top