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MIT Open Courseware“Electromagnetic Fields and Energy”の実演(インターネット活用の学習)(2014/3/10 九州工業大学)

2014/03/31

【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ(日本語科目)

■日時:平成26年3月 10日(月) 15:00~16:30

■場所:九州工業大学 百周年中村記念館多目的ホール

■講師:Markus Zahn 教授

■所属:米国・マサチューセッツ工科大学(MIT)

(Zahn教授 Lecture No.1)
■演題:MIT Open Courseware“Electromagnetic Fields and Energy”の実演(インターネット活用の学習)

【概要】
 まず,米国マサチューセッツ工科大学の概要について紹介を頂いた。MITは“Open Courseware”として全科目の講義のインターネット無料学習を実施している。今回の講演者のザーン教授の講義もインターネットで学習できる。今回,“Open Courseware”を実際に創り上げたひとりであるザーン(Zahn)教授の講演から教材開発と教授法を学ぶことが多々あると考え、ここに講演会を企画している。ザーン教授の担当する科目は本学の「電気磁気学」や「電気物理」に該当する。
 引き続き,講演では,電気光学Kerr効果を用いた液体,固体誘電体内の電界分布測定法および電界分布マッピングに関し,ビデオを使用して説明頂いた。また,変圧器油に発生する流動帯電現象および帯電測定方法についても,詳細に授業をして頂いた。

【学生の関わり様】
 ビデオやアニメーションを用いて,電力工学の基礎学問となる電磁界現象を紹介するなど解りやすい講義で、学生も興味を持って受講していた。学生からの光を用いた誘電体内の電界計測方法や電子線を照射した固体絶縁体内の電界分布変化の解釈などに関する質問などに答えて頂き、また教員かも多くの質問があった。学生にとって、電力機器絶縁システムの高電界現象を理解することのできる有意義な講義であった。
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