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GISの構造と適用技術およびGIS設計に必要な技術(2014/7/18 福岡大学)

2014/07/23

【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ(日本語科目)

■講師: 宮田 秀樹
(ご所属)三菱電機株式会社 系統変電システム製作所
     開閉機器製造部 生産企画課長

■演題:GISの構造と適用技術およびGIS設計に必要な技術

■日時:平成26年7月 18日(金)16:30~18:00
■場所:福岡大学 工学部 11号館 A会議室(2階)

■主催:福岡大学 大学院工学研究科

■概要
 SF6ガスの絶縁媒体、消弧媒体としての優れた性質を生かしたガス絶縁開閉装置(GIS)が開発され、我が国では72kVから550kVまで製品化されてる。GISは、電力設備の縮小化と信頼性、経済性向上を背景に今日では電力系統構成に欠かせない設備となっている。本講義では、三菱電機製GISの概要を紹介し、550kV GISに適用されている技術と設計構造の変遷(技術の追求)、製造・試験技術とその変遷(品質の追求)について解説するとともに、GIS設計に必要な絶縁設計、通電設計、機械設計、システム設計についても概説して、GISについての理解を深めて貰う。

【学生の関わり様】
知名度の高い三菱電機からの講師そして福大OBというこもあり、皆興味深げに聴講していた。特に、就活を控えた学生らは、メモをとるなどして熱心に聞き入っていた。講演後、学生たちから下記のような質問が出て、講師と学生の間で議論が行われた。
1.SF6ガスの回収方法について
2.GISの性能試験方法及び一基の納入期間について
3.GIS一基に対して、何人体制で開発が行なわれているのか
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