文部科学省大学間連携共同教育推進事業「未来像を自ら描く電気エネルギー分野における実践的人材の育成」

【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ（日本語科目）

■講師： 井上 修紀
（ご所属）関西電力株式会社　研究開発室エネルギー利用技術研究所　主任研究員

■演題：家庭内のエネルギー消費について
　　　　（エネルギー消費実態と将来）

■日時：平成26年8月 1日（金）15：00〜17：00
■場所：JR博多シティ会議室９階 No.３

■主催：九州大学大学院システム情報科学研究院　電気システム工学部門

■概要
　地球環境問題における低炭素社会に向けて、家庭の省エネが注目されています。
そこで、家庭内の電気・ガス等のエネルギー消費量、使い方、価値観等について実態調査を行いました。その結果、家庭によってエネルギー消費に大きな違いが見られました。これより家庭ごとの省エネのアドバイス手法の開発に取り組みましたので、その研究の概要を紹介しました。また、今後求められる生活スタイルや生活の場を想定し、家庭のエネルギー消費形態の将来予測手法についても紹介しました。

■学生の関わり様
　講演については，講演の途中で講師から適宜学生に質問がなされ，学生の興味を喚起するような工夫がされていた。
　学生からも，地域や季節毎のエネルギー消費の特徴，家庭内機器によるエネルギー消費量の割合，省エネルギーを進める制度上の工夫，今後の電力会社の取組，省エネルギーの観点から見たHEMSの意義など，講演内容が生活に身近なこともあり活発な質疑応答が有った。