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『電機産業について』~社会的貢献と将来展望~ (2014/11/13 九州工業大学)

2014/11/25

【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ(日本語科目)

■講師:星野 悟
   一般社団法人日本電機工業会福岡支部 事務長

■演題:『電機産業について』~社会的貢献と将来展望~

■日時:平成26年11月 13日(木)15:00~16:30
■場所:九州工業大学工学部 附属図書館 本館4F AVホール

■主催:国立大学法人 九州工業大学大学院 工学府電気電子工学専攻

【概要】
 本講座では、これから就職活動を行う方を中心に、まず初めに、日本の基幹産業の1つである電機業界を知っていただくために、業界の規模、企業数、従業員数、主な製品などを紹介します。次に会社の仕組みについて説明します。特に受注製品の生産プロセスがどのようになっているかを紹介し、会社では、学部、学科を問わず広い範囲の知識が必要とされているということを考えていただきます。続いて、電機産業の事業内容についてご紹介します。特に考えていただきたいのは,電機産業には色々なビジネスの形態があり,色々な会社が有るということです。会社を選ぶ際に、どんなことを考えていただきたいかもお話しします。
 また、電機業界を取り巻く隣接業界についても紹介します。電気工学ばかりでなく,各種の分野の叡智の融合で産業が支えられているということを説明します。
続いて、電機業界の将来展望と題し,現在業界が抱える課題を含め,業界の将来展望(将来像)を紹介します。基本的に,電機産業の将来は明るいと考えています。
そして、まとめとして、電機産業の魅力や会社はどのような人材(要件)を求めているかを紹介します。さらに、番外編として、就職試験時の面接対応に関する情報、就職にあたっての留意点、今やっておくべきことなど、就職に関して電機業界の先輩が考えることをご紹介します。

【学生の関わり様】
 講演内容が電機産業界のしくみ・事業内容、将来展望について説明されたので,学生から会社が求める人材,大学時代に身につけておくべき素養とは何かなどいくつかの質問が積極的になされ、これから電機業界へ就職する大学院生にとり大変参考になった。特に,電力・エネルギーおよびインフラ関係の業界を例にとり,電力システム・電力機器(変圧器・開閉器など)の構造や変電所での据え付けや試験など基礎から詳しく説明頂いたため、専門以外の学生が聞いても非常にわかり易い内容だった。また、グローバルな視点から日本の電機産業の強みを活かして海外での事業展開などがかなり進んでいることに学生や受講者一同が大変感銘を受け、日本の電機産業の将来展望を考える良い機会となった。
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