TOPICS

日本国内における原子力発電所の電力系統システムの新規制基準による信頼性の向上(2016/7/1 福岡大学)

2016/07/04

【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ(日本語科目)

■講 師: 宮田 秀樹 (開閉機器製造部)
      神保 紘史 (受配電システム部)
■ご所属: 三菱電機(株) 系統変電システム製作所/受配電システム製作所

■演 題: 日本国内における原子力発電所の電力系統システムの新規制基準による信頼性の向上

■日 時: 平成 28 年 7 月 1 日 (金) 16:30 ~ 18:00
■場 所: 福岡大学 中央図書館棟6階 大学院会議室

■主 催: 福岡大学 大学院工学研究科

■概要
 日本国内において、原子力は重要なベースロード電源である。福島事故の反省を踏まえ、原子力規制委員会が新規制基準を2013年に制定し、これに適合する発電所が再稼働している。本講義では、原子力発電の基礎と、新規制基準の電気系統システムに対する安全/信頼に関わる要求と対応例について説明すると共に、電気機器の耐震評価技術を紹介する。

【学生の関わり様】
 他大学からの参加者15名を含め、37名の学生が聴講した。講義前半は、原子力発電機の仕組みから今後の安全対策まで丁寧に説明して頂いた。また、メディアでは伝えられていない福島事故の裏側に関しても教えて頂き大変貴重な経験となった。さらに、講義後半では、地震でも耐えられる電力設備の試験方法などを説明して頂いた。
 学生は、普段聞くことができない講演内容に、メモを取りながら熱心に聞き入っていた。また、非常に多くの質問が講師に寄せられ、講義時間が足りない程であった。
Page Top