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油浸絶縁ケーブルの劣化診断について (2017/3/23 九州工業大学)

2017/04/13

【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ(日本語科目)

■講 師: 岡本 達希 客員教授
■ご所属: 東北大学 先端電力工学共同研究講座

■演 題: 油浸絶縁ケーブルの劣化診断について

■日 時: 平成 29年 3月 23日(木)14:30~16:00
■場 所: 九州工業大学 教育研究10号棟201室

■主 催: 国立大学法人 九州工業大学大学院 工学研究院

■概 要
 油浸絶縁ケーブルは古いものはもう50年を超えて使用されている。非常に信頼性の高い送電システムを構築できるが、近年、多くの油浸ケーブルのうちほんの少しのケーブルにおいて、劣化進行が進み絶縁破壊事故が発生している。そのため古くて新しい課題である油浸絶縁システムの最近の事故例を含めた、油浸絶縁ケーブルの劣化診断技術に関して紹介して頂く。

【学生の関わり様】
 講演内容が学生の研究内容と近いこともあり,たくさんの質疑応答が交わされた。それは電力ケーブルの構造や運用などの大局的なものから,部分放電測定技術や現象解明などの細部に渡るものもあった。講演後に個人的に直接質疑討論する学生もいた。
 その他,講義前の時間において,高電圧絶縁技術に関連する研究に従事している本学大学院生らによる研究紹介(ラボツアー)も行われ,1対1での細かい討論も実施できた。
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