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竹を原料とした多孔質炭素材料の作製と電気二重層キャパシタ電極への応用 [6月8日(金)福岡工業大学]

2018/06/11

【科目種別】電気エネルギーシステム工学特論Ⅰ(日本語科目)

■講師:坪田 敏樹 准教授
(ご所属)九州工業大学大学院工学研究院物質工学系応用化学部門

■演題:竹を原料とした多孔質炭素材料の作製と電気二重層キャパシタ電極への応用

■日時:平成30年6月8日(金)16:20 〜 17:50

■場所:福岡工業大学(A棟13教室)

遠隔講義開催無し

■主催:福岡工業大学 総合研究機構 エレクトロニクス研究所
■協賛:大学間連携共同教育プログラム

■申込/お問合せ:福岡工業大学大学院事務室
電話:092-606-6996 E-mail:master@fit.ac.jp

■概要:現在、竹を管理する人件費を賄うだけの価値を竹製品で賄えていないため、放置された竹林が無秩序に拡大する竹害が大きな問題となっている。講演者は、竹の管理が経済的に成り立つ程度に高付加価値な製品を竹から作製することができれば竹害の問題解決に寄与できると考え、研究を進めている。本講演では、竹の植物の組織構造を活用して様々な新規な方法により多孔質炭素材料を作製することを試み、その材料の電気二重層キャパシタ電極としての応用について紹介する。
■学生の関わり様
竹を原料として、様々な賦活方法で活性炭作製を行い、電気二重層キャパシタ用電極へ応用する研究内容を紹介いただいた。学生からは、実用化するための課題点等に関する質問があり、講師の先生は分かりやすく丁寧に返答されていた。
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