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電力用油入変圧器診断技術の最新動向[7月5日(金)九州工業大学]

2019/07/10

【科目種別】電気エネルギー工学特論Ⅰ(日本語科目)

■講 師: 宮嵜 悟 氏 (博士(工学))
■ご所属:電力中央研究所

■演 題:「電力用油入変圧器診断技術の最新動向」

■日 時:令和元年 7月 5日(金) 16:20 ~ 17:50
■場 所:九州工業大学 戸畑キャンパス ミライズ
     https://www.kyutech.ac.jp/information/map/tobata.html#02

   【遠隔講義場所】
      九州大学 AMS講義室2
      熊本大学 総合研究棟204室
      福岡大学 4号館3Fマルチメディア室
      福岡工業大学 E棟3F FDセミナー室

■主 催:九州工業大学大学院工学研究院
■共 催:九州パワーアカデミー
■申込/お問合せ:九州工業大学
         小迫雅裕 kozako[at]ele.kyutech.ac.jp
■概要
 電力用油入変圧器(以下,変圧器)は,電力系統のなかで最も重要な機器の1つである。電力系統の信頼度を維持し,既設変圧器を最大限有効活用するには,寿命限界を適切に見極めるための診断技術が重要である。ここで診断技術は,変圧器の通常使用により徐々に機能・性能が低下する「劣化」を診断する劣化診断技術と,突発的な「異常」を診断する異常診断技術に大別される。本講義では,両診断技術の最新動向について解説された。特に異常診断技術については,周波数応答解析法(FRA法)について詳細に解説された。

■学生の関わり様
 電力中央研究所において講師の長年の経験で培われた電力用油入変圧器の診断技術について,わかりやすいスライドを用いて基礎から最新技術まで丁寧に紹介された。「視点を変えれば」というキーワードが大変興味深く,専門外の学生でも大変参考になるものであった。本会場のみならず,他会場からもたくさんの質問があり,懇切丁寧に回答され,討論された。
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