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パワー集積化と放電検出の分野における最新技術 -LAPLACE研究所での取組- (2013/3/18 九州工業大学)

2013/03/18

■日時: 2013年3月18日(月) 14:30~16:00
■講師: Thierry Lebey 教授 (ポールサバティエ大学 フランス)
■演題: 「パワー集積化と放電検出の分野における最新技術
   -LAPLACE研究所での取組-」 

■場所: 九州工業大学工学部 附属図書館 本館4F AVホール

【概 要】
仏国トゥールーズにあるポールサバティエ大学LAPLACE研究所での誘電・絶縁材料分野における最新研究成果を紹介して頂いた。LAPLACE研究所は、電気工学に関するフランス最大規模の研究所である。パワーモジュールのパッケージ内の受動素子から電源までの高集積化、強誘電材料の独自開発、セラミックス基板の高温下での電気特性、無はんだ接合技術を用いたSiCダイオード搭載パッケージ技術開発、インバータサージ下での部分放電センサ技術および信号処理技術、などについて最新の研究成果を幅広く紹介して頂いた。

【学生の関わり様】
質疑応答では、具体的なパワーモジュール構造や診断技術ノウハウなどについて質問がたくさん出て、講師から丁寧に回答がなされた。学生にとって今回の講座は、世界的な研究動向と自分の研究を照らし合わせ、自分の目指すべき方向を考えるきっかけになった。
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