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先端的電力システムに関する国際シンポジウム(2014/3/13-14 熊本大学)

2014/03/17

International Symposium on Frontier Power Systems

■日時 : 2014年3月13日(木)、14日(金)

■場所 : 熊本大学 黒髪南キャンパス 総合研究棟204会議室

■主催: 熊本大学大学院自然科学研究科情報電気電子工学専攻

■概要:
当日のプログラムは別添の通り。
初日は、櫛屋様(ソーラーフロンティア)からは、親会社の石油事業から現在の太陽光発電までの事業を概観したご講演を頂いた。続いて、本学池上の講演の後、Ghosh 教授(パース大学)から、マイクログリッドを活用したスマートな配電システムについてご講演を頂き、初日の最後は本学佐久川の講演で締めくくった。
続く2 日目の午前は、Choi 博士(KERI)から、医療用の線形加速器に関するご講演とRedondo 教授(リスボン工科大学)から、パルスパワーの産業応用に関するご講演を頂いた。
午後は、Karatepe 准教授(エーゲ大学)から、分散電源の導入に伴う電力システムへの影響について経済・技術の両面から論じ、続いて本学宮内の講演に引き続き、高木教授(岩手大学)から、パルスパワーの生体、特に農業への応用についてご講演を頂いた。

■学生の関わり様:
各セッションのChair は学生に質問を誘導して議論させた。初日の講演に対しては各種PV System に対するPay Back Time 等の議論(1)やSmart Grid は誰が事業主になるのかの議論(2)が行われた。電気エネルギーの医療応用では画像診断や各種ビームによる癌治療について議論された(3)。農業応用では植物やキノコ増産と高電圧電気刺激の有効性とそのメカニズムについて議論が交された(6)。
また、本学池上の講演に対しては、太陽電池モジュールの上に電線の陰がある理由や日本での2012 年度以降のPV モジュールの出荷量が急激に増えた理由などが質問された。
講演者は、学生及び参加者からの質問に丁寧に答え、講演の内容がより理解できるように努めていた。
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