文部科学省大学間連携共同教育推進事業「未来像を自ら描く電気エネルギー分野における実践的人材の育成」

【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ（日本語科目）

■講　師：　楊井　健治　（工学博士、主任）
■ご所属：　ニチコン草津株式会社　フィルム・装置Gr. フィルム技術課　技術１係
■演　題：　電力用フィルムコンデンサ及び関連設備について

■日　時：　平成 27年 10 月 9 日（金） 16：30～18：00
■場　所：　福岡大学　中央図書館棟６階　大学院会議室

■主　催：　福岡大学　大学院工学研究科

■概要
　電力用フィルムコンデンサの特徴と機能を説明し、実用上の課題等を概説する。
① フィルムコンデンサの特徴、寿命の影響要因についてについて
② SH、NHタイプ電力コンデンサの相違及び今後SH電力コンデンサの展望
③ 電力コンデンサ関連設備の紹介（力率改善用、高調波対策用等）
④ 産機車両直流フィルタ用フィルムコンデンサの構造・問題点及び今後の展望
⑤ 講師が現在、従事しているフィルムコンデンサの評価業務について

【学生の関わり様】
　学外から３６名（計７５名）もの聴講者が訪れ、会場は大変盛況であった。講義は電力用フィルムコンデンサの特徴・機能から始まり、内部構造、今後の展望と大変わかりやすく説明をして頂いた。学生から下記のような質問が出て，講師と学生の間で議論が行われた。
1. 機器寿命の推定方法について
2. 大容量化・長寿命化について
3. フィルムコンデンサの劣化要因について
4. コンパクト化の課題について