大電流を遮断する -系統を保護するガス遮断器の構造と電流遮断のメカニズム- [12月22日(火)熊本大学]
2015/11/02
【科目種別】電気エネルギー講座Ⅰ(日本語科目)
■講 師:中本 哲哉
■ご所属:株式会社東芝 電力システム社 電力・社会システム技術開発センター
■演 題:大電流を遮断する
-系統を保護するガス遮断器の構造と電流遮断のメカニズム-
■日 時:平成 27 年 12 月 22 日(火)16:10 ~ 17:40
■場 所:熊本大学黒髪南地区 共用棟黒髪I 1階電数講義室
http://www.kumamoto-u.ac.jp/campusjouhou/map_kurokami_2
■主催:熊本大学 大学院自然科学研究科
■お問合せ: 宮内 肇 miyauchi[at]cs.kumamoto-u.ac.jp
【概要】
日本の最高電圧である500kVの電力系統では、事故が起こると63kAという大きな事故電流が流れる場合がある。電力系統や各機器を保護するために、遮断器はこのような大きな事故電流を速やかに遮断することが求められている。本講演では、電力系統で主に使われているガス遮断器を取り上げ、遮断器の構造と電流遮断のメカニズムを紹介し、電力系統における電流の遮断について説明する。また、ガス遮断器の開発の変遷やその動向、および開発に使われている解析技術や試験技術を紹介する。