文部科学省大学間連携共同教育推進事業「未来像を自ら描く電気エネルギー分野における実践的人材の育成」

■講師：A. Haddad 教授　（Cardiff大学、UK）
■日時：2013年6月17日（月）　14:00～16:00
■場所：JR博多シティ9F　大会議室ルームNo.2
　　　
■主催：九州工業大学 大学院 工学府 電気電子工学専攻
■協賛：九州パワーアカデミー　

【概要】
イギリスの教育システムに関して、若者が取り得る色々なキャリアルートを紹介して頂いた。大学入学のための資格、及びそれに相当する色々な選択肢として、Aレベル（General Certificate of Education, Advanced Level）、国際バカロレア資格、国民職業資格などを説明頂いた。また、イギリスの学位と評価基準について紹介し、学士と修士コースの構成と代表的なプロジェクト内容、さらに博士課程の高電圧絶縁関連の研究内容について報告頂いた。

【学生の関わり様】
他国の教育システムは、他国技術者とのコミュニケーションに必要な基礎知識であるが、事前の下調べが無かった場合には難しい内容だったように思う。そのこともあってか、質問は3件と少なかったが、“イギリスの教育システムの変遷”、“大学入学試験の仕組み”、“優れた技術者の育て方”に関する良い質疑があった。