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MIT Open Courseware“Electromagnetic Fields and Energy”の実演(インターネット活用の学習) [3月10日(月)九州工業大学]

2014/02/20

■講師:Markus Zahn 教授
    米国・マサチューセッツ工科大学(MIT)

(Zahn教授 Lecture No.1)
■演題:MIT Open Courseware“Electromagnetic Fields and Energy”の実演(インターネット活用の学習)

■日時:平成26年3月 10日(月) 15:00~16:30
■場所:九州工業大学 百周年中村記念館多目的ホール
    http://www.kyutech.ac.jp/information/map/tobata.html
    (目的ホール 63番)

■主催:国立大学法人 九州工業大学大学院 工学府電気電子工学専攻
■申込/お問合せ: 九州工業大学 担当・森
         TEL&FAX:093(884)3241(内線:3241)
         mori[at]ele.kyutech.ac.jp

■概要:
 MITは“Open Courseware”として全科目の講義のインターネット無料学習を実施している。今回の講演者のザーン教授の講義もインターネットで学習できる。“Open Courseware”を実際に創り上げたひとりであるザーン(Zahn)教授の講演から教材開発と教授法を学ぶことが多々あると考え、ここに講演会を企画している。講演会で担当講義“Electromagnetic Fields and Energy”の一部を“Open Courseware”インターネットを通して実際の講義をして頂く。
 MITはなぜ“Open Courseware”教育を展開し、そのねらいはどこにあるか。これまでの実践的な科学と工学の教育実績に基づいて創り出された以下のMITの“Open Courseware” 教育システムが学習できる。
 MITの学修要覧の1ページにこんな言葉があった。
“I hear I forget、I see I remember, I do and then I understand”.
この考えに基づき、科学・工学の授業教育を以下のように組み立てられている。
 (a) テキストを執筆:学生の自学習のために使う。授業中には使わない。
 (b) Demonstration講義:教室では毎回Demonstrationセットを使って60分講義を週2回と演習
 (c)“Open Courseware”: 学生は予習としてこれを見る。以前はビデオテープ。

【ザーン教授の担当講義の背景】
 ザーン教授の担当する科目は本学の「電気磁気学」や「電気物理」に該当する。そして、使用テキストは“Electromagnetic Fields and Energy”であり、その中に70課題もの“Demonstration”映像と連携させ、この“Demonstration”はDVDに収められている。“Open Courseware”をダウンロードすれば、英文テキストを読めるし、“Demonstration”映像を観て英語の解説を聞くことができる。
 MITはこの1科目をひとりの教員で担当していない。複数の先生がグループを形成し、講義の内容と“Demonstration”の開発を行ってきた。おそらく30年にわたり取り組んできた内容である。そして講義を交代で担当している。なお,「iTunes」から「Open Course Ware: Electromagnetic Fields and Energy」をダウンロードできる。
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