パワーエレクトロニクスとその応用[6月27日(木)九州大学]
2019/07/05
■講師:原 英則 (工学博士)
(ご所属)株式会社 安川電機 インバータ事業部 技術部 部長
■演題:パワーエレクトロニクスとその応用
■日時:令和元年 6月 27日(木) 16:30 〜 18:30
■場所:九州大学 伊都キャンパス ウエスト2号館 第7講義室(327)
■主催:九州大学大学院システム情報科学研究院 電気システム工学部門
■共 催:九州パワーアカデミー
■協 賛:電気学会 九州支部
IEEE Fukuoka Section
■申込/お問合せ:九州大学 大学院システム情報科学府 電気システム工学
大庭美緒 ohba[at]ees.kyushu-u.ac.jp
■概要
使用用途が拡大の一途をたどるパワーエレクトロニクス分野だが,同時に様々な
環境への対応や小型化・高効率化の要求が強くなっている。
本講義では,実際に適用がはじまった新しいパワエレ機器を紹介するほか,これから
必要になるであろう、新しい性能や機能について企業技術者の立場から説明します。
■学生の関わり様
講義の題目が「パワーエレクトロニクスとその応用」と最近特に注目されている分野
であったため,多数の参加があった。パワーエレクトロニクスの歴史,インバータ回
路やマトリクスコンバータ回路の基礎とその応用,将来展望に加え,企業技術者とし
ての大切なポイントなどをバランス良く説明頂いた。次世代パワエレに必要な技術と
してSiC、GaN半導体、ノイズ対策、効率改善など企業側の製品設計上のポイントな
ど興味深い内容であった。講義の後,九大会場のみならず,各会場からも,とても
良い質問が多数された。これらは何れも講義内容の深い理解に基づくものであり,
積極的な受講姿勢が感じられた。質問に対し,講師の方には丁寧に回答して頂いた。