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大型発電機の小型化,高効率化を実現する絶縁材料の最新開発動向 [12月9日(金)九州工業大学]

2022/12/09

【科目種別】電気エネルギー工学特論(日本語科目)

■講師:武藤 浩隆 氏(三菱電機株式会社)
■演題:大型発電機の小型化,高効率化を実現する絶縁材料の最新開発動向 -絶縁材料のナノコンポジット化による高耐電圧化開発-

■日時:2022年12月9日(金)16:20〜 17:50
■場所:九州工業大学 戸畑キャンパス
    教育研究10号棟2階201室 & Zoomハイブリッド

■主催:九州工業大学 工学部 電気電子工学科
■申込/お問合せ:小迫雅裕(kozako(アットマーク)ele.kyutech.ac.jp)
 申込締切:12月7日(水)

■概要: 大型発電機は蒸気タービンの機械エネルギを電気エネルギに変換する発送電システムにおける重要機器である。風力,太陽光などの自然エネルギを利用した分散型発電システムは脱炭素の要請から拡大を続けるが自然状況の影響を受けやすい。そのため,火力,原子力等の集中大電力発電は安定電源として今後も重要であり続ける。本講演では大型発電機用絶縁材料の高性能化開発の最新の動向,特に絶縁材料のナノコンポジット化による高耐電圧化開発の現状について紹介する。

■学生の関わり様:本講演では,電力システムに始まり,絶縁技術の重要性,ナノコンポジット絶縁材料技術,およびNEDOプロジェクトの成果などについて詳細に説明された。特に,動画を用いた大型発電機の内部構造は大変わかりやすく説明いただいた。今後の大型発電機へのナノコンポジット材料の適用課題について理解できた。講義後にはたくさんの質問があり,丁寧に答えて頂いた。
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