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液体水素の冷熱利用を目指した液体水素冷却超電導発電機の開発 [12月22日(木)熊本大学]

2022/12/22

【科目種別】電力フロンティア工学特論A(日本語科目)

■講師:白井康之先生(京都大学大学院エネルギー科学研究科教授)
■演題:液体水素の冷熱利用を目指した液体水素冷却超電導発電機の開発

■日時:令和4年12月22日(木)16:30〜18:00
■場所:熊本大学黒髪南地区総合研究棟204多目的会議室での対面およびzoomによるオンライン配信

■主催:熊本大学
■申込/お問合せ:熊本大学 宮内 miyauchi[at]cs.kumamoto-u.ac.jp

■概要:
水素エネルギー社会へのロードマップが具体化をみせ,各種の要素技術,基幹設備の開発が進んでいる.エネルギーキャリアとしての水素の形態は色々と考えられるが,液体水素はその中でも大量に長距離に輸送できる特長を活かした利用が期待される.その中で問題点として,液化に伴うエネルギーいわゆる冷熱の有効利用が挙げられる.液化天然ガスの冷熱利用と異なる点は,その20~30Kという温度域が超電導機器の冷媒として適していることである.われわれの研究グループでは、液体水素冷却超電導電力機器に視点をおき,液体水素の冷媒特性,液体水素冷却超電導線材特性,超電導機器冷却システムを視野に入れて実験研究を進めてきている.この講義では,特に液体水素冷却回転界磁超電導発電機の開発に関して、簡単に紹介する.

■学生の関わり様:
会場で参加した学生は1名であったが、本学以外からのアクセスも含め15名ほどの学生がオンラインで参加し、熱心に聴講して頂いた。
京都大学白井先生ご講演の様子

京都大学白井先生ご講演の様子

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