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電気事業の動向と設備保全会社における取組み[10月28日(金)福岡大学]

2022/12/02

■講師:古賀 寛典氏
(ご所属)株式会社 九電ハイテック 経営企画部長
■演題:電気事業の動向と設備保全会社における取組み

■日時:2022年10月28日(金)16:30〜18:00
■場所:福岡大学工学部四号館3階 電気マルチメディア室・zoom配信
    
■主催:福岡大学 大学院工学研究科
■申込/お問合せ:篠原 正典(sinohara[アットマーク]fukuoka-u.ac.jp)

■概要
電気事業の歴史や最近の動向等をご説明したうえで、九州の電力輸送設備の保全業務を担っている㈱九電ハイテックにおける業務内容や最近の取組み等について、ご紹介いたします。

■学生の関わり様
送電線の保全,特に高所での状況確認にドローンが活用されたり,計器のデジタル表示化されたりするなど,保全業務がAI化されているところに学生の興味が集まり,質疑が行われた。AI化により採用人数の抑制の懸念も学生から出されたが,会社設立から間もないこともあり,採用はむしろ増やす方向との回答があった。
碍子,変圧器の油の予測保全,モールド型変圧器の点検についての質問もでた。碍子の点検は1回/月であるほか,変圧器の予測保全が可能なところでは実施している。モールタイプは小電力しか使われないので,点検回数は少ないなど回答があった。再エネ導入の問題点についても質問があり,N-1などの対策は実施しているが,最終的には系統の増強が必要との回答があった。
かなり熱心な質問があり,質問時間も30分を超えるものとなった。

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