文部科学省大学間連携共同教育推進事業「未来像を自ら描く電気エネルギー分野における実践的人材の育成」

■講師：小出　明先生
（富山大学先端電力システム（北陸電力）共同研究講座助教）
■演題：経済的インセンティブを活用した電力系統運用手法に関する研究について

■日時：令和5年7月14日（金）　16：30〜18：00
■場所：熊本大学黒髪南地区共用棟黒髪1（黒髪南W3）1階 電数講義室での対面およびzoomによるオンライン配信

■主催：熊本大学
■お問合せ：熊本大学　宮内 miyauchi[at]cs.kumamoto-u.ac.jp

■概要
　カーボンニュートラル実現のため，太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの更なる導入が必要となります。しかし，導入拡大に応じて生じる各種の課題への対策のために，多額の設備投資が必要となります。ただし，需要家や発電事業者の設備を利用することができれば，設備投資を抑制できます。
　本講義では，需要家や電力市場の参加者に安定供給維持を目的とした制御を誘発させるための「経済的インセンティブを活用した電力系統運用手法」に関する以下の研究状況について紹介します。
　・配電系統の電圧管理（需要家のPCS無効電力制御に対するプライシング）
　・送電線混雑リスクを管理するための市場モデルの構築（市場メカニズムによるインセンティブ付与）

■その他
　オンライン情報については、講演日が迫りましたら、各大学の窓口の先生を通してお知らせします。
　講演資料については、講演者から連絡があり次第お知らせします。
　聴講申込みは現在のところ不要としていますが、講演資料を印刷物で配布する場合には聴講申込みを必要とする場合もあります。