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自動車産業の現状と将来[9月22日(金)福岡大学]

2023/09/26

■講師:高橋 裕司 氏
(ご所属)日産自動車九州株式会社
■演題:自動車産業の現状と将来

■日時:令和5年9月22日(金)16:30~18:00
■場所:福岡大学工学部四号館3階 電気マルチメディア室
    (対面とzoomのハイブリッド開催)

■主催:福岡大学
■申込/お問合せ:小浜 輝彦 (kohama[アットマーク]fukuoka-u.ac.jp)
※準備のため申込締切9月20日(水)17時(厳守)とします。

■概要:
 1908年、T型フォードの量産が始まってから115年。今、自動車産業を取り巻く環境は激しく動き、百年に一度の転換期とも呼ばれています。
 化石燃料の枯渇、温室効果ガスによる地球温暖化、人口増加、自動車普及率の上昇、交通死亡事故など、社会的課題に囲まれる中で、自動車産業がどうあるべきか。
 本講演では、それらの社会課題に対して、電動化・知能化技術を軸足とした日産自動車の取り組みを紹介します。
 1.自動車産業の歴史と自動車の進化
 2.電動化の技術開発
 3.知能化の技術開発
 4.将来のモビリティ社会実現に向けて
 5.次世代のクルマづくり(Nissan Intelligent Factory)
■学生との関わり様
現地とオンラインのハイブリッドで開催された。初めに自動車産業の歴史を概観し、続いて現在の自動車の電動化、知能化技術の動向について日産自動車の最新技術を例に説明がなされた。人口増加に伴い世界の年間自動車生産台数が1億台に近づいていること、このうち電動化率は1割にも達していないこと、ハイブリッド車がアメリカでは普及しないこと、最新の制御技術で乗り心地が大幅に改善されている様子等に学生は驚いた様子であった、今後EV普及に不可欠な技術的課題など興味深い話題が多く、講演後には学生と講師間で多くの質疑応答がなされ活発な議論が展開された。
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